子どもと一緒にフィレンツェの「メルカート」を歩いてみよう
フィレンツェの旅では、美術館や大聖堂も魅力的ですが、地元の人の暮らしを感じられる「市場(メルカート)」巡りも外せません。
子連れ旅でも、市場は意外な穴場!ベビーカーでゆっくり回れたり、ちょっとしたおやつタイムにぴったりな屋台もあって、実はとっても親子にやさしいスポットなんです。
メルカートってどんな場所?

イタリア語で「メルカート=市場」。フィレンツェ市内には、観光客向けの革製品マーケットから、地元のママたちが通う青果市場までさまざま。
買い物だけでなく、散策・食べ歩き・写真撮影・地元の人とのふれあいまで楽しめる場所です。
子連れで訪れてよかった!フィレンツェのメルカート5選
1. メルカート・チェントラーレ(中央市場)
観光客にも地元民にも人気の屋内型大型市場。1階は肉・魚・チーズなど生鮮食品、2階はフードコートになっていて家族で食事がしやすいのが魅力。
ベビーカーOK/トイレ・授乳スペースあり/エレベーター完備と、乳幼児連れにも最高の設備です。
2. サン・ロレンツォの革製品マーケット
中央市場のすぐ外にある、フィレンツェ名物・革製品の屋外マーケット。
子ども用レザーバッグやキーホルダーなどもあり、「初めてのお土産選び」スポットとしても楽しい。午前中のほうが空いていてベビーカーも動きやすいです。
3. サント・スピリト広場の朝市(Mercato di Santo Spirito)
月に数回、不定期で開催される蚤の市(アンティーク市)。おもちゃや手作りの木工品もあり、子どもと一緒に掘り出し物探しができます。
広場の中央で座って休憩できるので、歩き疲れた時にも安心です。
4. メルカート・デッレ・カスカーネ(Mercato delle Cascine)
毎週火曜日、朝7時〜午後2時頃まで開催される地元密着型の大型青空市。
観光地から少し離れているものの、ベビー服や日用品、果物、お菓子など幅広く揃っていて、ママにとっては天国のような場所。混雑するので早めの時間帯に行くのが◎
5. サンタ・クローチェのアンティーク市
不定期開催ですが、レトロなおもちゃやポストカード、古本などが並ぶ、親子で楽しめるマーケット。
広場が広いため、ベビーカーでの移動もスムーズ。午前中の訪問がおすすめです。
子どもと一緒に市場を楽しむためのポイント
- 午前中〜昼前がベスト:人が少なく、歩きやすく、品揃えも豊富。
- ベビーカー利用OKなルートを選ぶ:屋内市場・広場タイプが◎。
- 子どものごきげんタイムを狙う:寝起きやお腹が空く前がベスト。
市場で買ってよかった子連れ旅のお土産
- 子ども用レザーサンダル:サン・ロレンツォ市場で購入。柔らかくて履きやすい!
- 木製おもちゃ:サント・スピリトの蚤の市で発見。帰国後もお気に入り。
- ドライフルーツやチーズ:中央市場で試食して選べるのが楽しい!
まとめ:メルカートは「育児中のママがほっとできる場所」でもあった
子連れ旅行は、思った以上に体力も気力も使います。でも、メルカートのにぎやかさや人とのやりとりに、ママ自身が癒される瞬間もたくさんありました。
「今日は何食べよう?」「どれが似合うかな?」と、育児中には少し遠く感じた“選ぶ楽しさ”を、フィレンツェの市場が思い出させてくれました。
フィレンツェに行ったらぜひ、メルカートで親子の気ままなひとときを楽しんでみてください。